月に咲く花の如く

養父の周老四と大道芸や詐欺で稼ぎながら生きてきた周瑩は、地元の有力な商家の若旦那・呉聘に出会い、うその身の上話で同情を買って小金をせしめる。

だまされた彼は、困ったら連絡するようにと名帖までくれた。

（44分）

沈家が手を焼いている道楽者の次男・沈星移の侍女となった周瑩は、クビになりたくて自由奔放に振る舞うが、かえって沈星移に気に入られて彼の側女にされそうになる。

周瑩はこっそり沈家から逃げ出すのだが…。

（46分）

周瑩を取り戻したい沈星移は呉家東院を見張らせるが、彼女は現れない。

その頃、周瑩は呉家東院が生徒を集めて商売を教えている学徒房に興味を持ち、屋敷の下働きをしながら授業を盗み聞きするようになっていた。

（48分）

呉家東院が沈家との競争に勝ち、朝廷に軍需品の薬材を納める商家に選ばれ、呉聘はわだかまりを解くため沈家にも納品に協力してもらう段取りをつける。

そんな時、ある策略により呉家東院に調査が入ることになる。

（47分）

呉聘は沈家に弔問に行くが、帰りに暴漢に襲われて意識不明になる。

一方、呉聘に今までうそをついていたことを謝って呉家東院から去ろうとしていた周瑩は、呉聘が死に瀕していると知り、出発をやめて彼の世話をする。

（44分）

呉聘の意識が戻らず、占いにまで頼った呉蔚文は眠ったままの呉聘の婚礼を挙げることにした。

許嫁の胡咏梅はこれを快諾し、占ったとおりの時刻に輿入れすることになるが、父親の胡志存が娘の結婚を突然中止にする。

（48分）

呉聘が意識を取り戻し、薬材偽造の疑惑も晴れ、呉家東院は喜びに包まれる。

だが、周瑩はいきなり若奥様として扱われるようになり当惑。

義父となった呉蔚文からも礼儀作法を身につけるようにと注意されて閉口する。

（46分）

沈四海は載?貝勒の部下・杜明礼の訪問を受ける。

やがて、彼の約束どおり沈星移が釈放されると、四海は呉家東院への復讐のためなら何でもすると明礼に約束し、唯一の息子となった星移に商売を学ばせることにする。

（45分）

呉聘に連れられ久しぶりに街に出てはしゃぐ周瑩は、呉聘が酒楼に陣取りひそかに三原質店を調べている間、街をぶらつく。

そして偶然、英国人神父・ジョゼフと出会い、呉聘のために彼から薬をもらうことにする。

（46分）

周瑩がジョゼフからもらった薬を飲ませると呉聘の意識が回復。

呉聘は周瑩の優しさを知り、仕置き部屋に入れられようとしていた彼女をかばい、夫婦の住まいである別院では彼女が自由に振る舞えるよう取り計らう。

（45分）

呉聘は飢えている被災民を救うため、呉蔚文の言いつけに背いて炊き出しをしようと決意。

周瑩の知恵で学徒房の生徒たちの手を借りることにする。

一方、沈星移も沈四海に逆らって炊き出しを行うことを決めるが…。

（47分）

呉蔚文から離縁を迫られるも互いの愛を確かめあった呉聘と周瑩は、ついに正真正銘の夫婦となった。

だが、炊き出しをねぎらう趙白石の宴で、周瑩の身売り証文を握っている沈星移が、侍女を盗まれたと呉聘を告発する。

（46分）

沈星移は周瑩を捜しにきた周老四が彼女の養父だと知ると、彼を懐柔して周瑩の奪還を計画。

老四に再び娘の身売り証文を書かせた上で居場所を教える。

老四は、星移から聞いたとおりに呉家東院を訪ねるが…。

（46分）

三原質店の不正を確認した呉聘は、代わりに周瑩に店を任せたいと呉蔚文に提案。

蔚文も以前から周瑩の商才に一目置いており、一族が商売について話しあう六椽庁の朝会に彼女を出席させることを決める。

（46分）

周老四が狼藉を働いた件で呉聘は胡志存に謝罪する。

だがその頃、志存は呉家東院を陥れる計略に協力せざるを得なくなっていた。

その後、杜明礼を訪問した呉聘は、偶然彼が沈月生殺害事件に関与していたことに気づく。

（45分）

呉聘が急死し、呉蔚文が気丈に葬儀を執り行うなか、周瑩は墓穴に飛び込み、呉聘と共に逝くと泣いて棺桶にすがりつく。

一方、胡家では呉聘の訃報を聞いた胡咏梅が倒れ、胡志存が官兵に逮捕されて都に送られる。

（44分）

周瑩が呉聘の忘れ形見を身ごもっていると知った呉蔚文は、後継ぎができたと喜ぶが、この事実はしばらく本人にも周囲にも内緒にしておくことにする。

一方、周老四は呉家東院にとどまると言う周瑩を説得しようと動く。

（43分）

呉蔚文は、息子を呉聘の後釜にしようと言い争う弟たちに激高し、証文を書いて彼らと絶縁。

さらに、周瑩のことも疫病神と罵り、周老四と共に屋敷から追い出した。

周瑩は老四と遠くへ旅立つことにするが…。

（46分）

呉家東院が没落したという噂を聞いた周瑩は急いで屋敷へ戻るが、そこには床に伏した義母とわずかな使用人たちの姿しかなかった。

そして、呉蔚文が無実の罪で非業の死を遂げたと知り、趙白石に裁きを請うが…。

（44分）

杜明礼から軍需品の注文書を受け取った沈四海は、ついに呉家東院に代わってご用達の商家にのし上がったことに満足する。

一方、呉蔚文から呉家の大当主の証、武易堂大印を受け継いだ周瑩は、南院の呉蔚双を訪ねる。

（47分）

巧妙なわなによって周瑩と王世均は密通の嫌疑をかけられる。

周瑩は呉家一同の前で必死で申し開きをするが信じてもらえず、さらに何者かの手紙によって呉聘を毒殺したという濡れ衣まで着せられてしまう。

（47分）

目を覚ました周瑩は、自分が沈星移の助けにより一命を取り留めたことを知る。

そんな彼女を今度こそ娶ろうと考えていた星移だったが、周瑩の心を手に入れることができないとわかって悶々とするのだった。

（44分）

呉蔚双の息子・呉遇が呉家東院の養子となる儀式が行われる。

一方、死んだはずの周瑩の姿を認めた使用人の宝来は仰天し、彼女をわなにはめたと自ら白状。

結果、呉蔚双、柳婉児、宝来は趙白石によって逮捕される。

（43分）

周瑩はケシを栽培して呉家東院を再建する足がかりにしようと考えるが、趙白石はアヘン根絶を掲げてケシ栽培の禁止へと動く。

一方、西院の呉蔚武は周瑩から呉聘が三原質店を調べていたと聞き、帳簿を確かめるが…。

（45分）

三原質店に放火して逃げた孫番頭は柳婉児が一緒に駆け落ちしてくれると信じて待つが、彼女に裏切られたことを知って周瑩に全てを告白する。

一方、南院では柳婉児が夫・呉蔚双の誕生祝いの宴を盛大に催していた。

（47分）

薬材の抜き打ち検査のため沈家に来た刑部侍郎の謝徳固。

杜明礼の脅しにも乗らず万事休すと思われたが、沈星移の機転で薬材の偽造は見破られずに済んだ。

この一件で星移は再度、杜明礼と手を切るよう父親に懇願する。

（43分）

アヘンが起こす悲惨な現実を知った周瑩は呉家東院で栽培していたケシを焼き尽くし、新たに綿花の商売を始めようと決意。

しかし、元手となるお金がなかったため姑・鄭氏の虎の子2千両をこっそり借りることにした。

（45分）

自宅に戻った胡志存は呉蔚文を裏切った罪の意識に苦しんでいた。

しかし杜明礼に脅迫されていた彼は、周瑩に問い詰められても真実を言えぬまま自ら命を絶った。

その結果、娘の胡咏梅は周瑩への恨みをさらに深める。

（43分）

周瑩は武漢から綿の買い付けにきた童敬夫と高値で商談をまとめるが、沈星移が割り込み呉家東院の儲けを横取りされてしまう。

それでもある程度の利益を上げた周瑩は鄭氏に借金を返し、彼女の誕生祝いが行われる。

（46分）

呉家東院、西院、中院の合同出資による呉氏布業が開業し、周瑩が毎日仕事に精を出すなか、ひそかに周瑩の誘拐計画が進行。

盗賊団の三寿幇が彼女を拉致したとの情報が広まり、趙白石は急いで彼女の救出に向かうが…。

（45分）

父親に認められ自信をつけた沈星移はライバルの呉氏布業に対する対策を練っていたが、沈家も呉氏布業も綿布が全く売れない事態となる。

胡咏梅が流行を先取りして開いた古月洋布店に客を取られてしまったからだ。

（46分）

周瑩は洋布の流行が伝わっていない遠くの迪化まで綿布を売りにいこうと決め、みんなの期待を背負って出発するが危険な旅だった。

しかも周老四から情報を得た沈星移もついてきて、迪化まで競うように進むこととなる。

（45分）

三寿幇にとらわれた周瑩と沈星移は正体を隠して逃げ出そうとするが、頭領・韓三春の妻となっていた元芸妓の千紅と出くわして計画は失敗。

やがて、三寿幇から身代金を要求された呉家東院と沈家は大騒ぎとなる。

（47分）

周瑩を本気で愛していることに気づいた沈星移は彼女と一緒に死ぬ覚悟を決め、その気持ちを堂々と告白する。

その頃、韓三春の弟分・牛寿娃と知府の英賢と通じた杜明礼は、三春と周瑩を亡き者にしようとしていた。

（45分）

戦いは趙白石と投降した韓三春の勝利に終わり、白石は周瑩が無事だったことに安堵するが、思いがけず彼女と沈星移の親しげな様子を目撃してひそかに憂える。

その後、周瑩と星移は迪化への旅を再開させた。

（45分）

迪化に到着するなり周瑩は、呉家の店・盛隆全が詐欺を働いたと大物商人の図爾丹から言いがかりをつけられる。

そこで彼女は盛隆全の店員を語る詐欺師がいると考え、3日以内に潔白を証明すると図爾丹に約束した。

（45分）

両親の敵だと逆恨みする呉遇に殺されそうになる周瑩だが、沈星移に救出された。

おかげで図爾丹に潔白を証明することができ、彼との大きな商談もまとまる。

そしてそんな周瑩に、星移は自分の気持ちを真剣に伝えた。

（47分）

帰宅した周瑩はすぐに教会のジョゼフ神父を訪ね、西洋の工場について知ると、呉氏布業でも洋布の生産を始めようと考える。

その頃、布政使となった趙白石も西洋の織機を入れた織布局を操業しようと動きだしていた。

（46分）

西洋に学んで国力をつけようと考える洋務派と対立する載イ貝勒の命令で、杜明礼は織布局の操業を阻止すべく動く。

彼は沈家に出資をやめさせるが、胡咏梅からは拒まれた上、商売を手伝ってほしいと頼まれ悩み始める。

（45分）

沈星移と胡咏梅が出資をやめたため織布局の計画は頓挫。

そこで周瑩は趙白石に全株を買うと話すが、呉蔚武と呉蔚全の猛反対に遭ったばかりか、呉家の大当主の地位さえも蔚武に譲らざるを得なくなってしまう。

（45分）

迪化から図爾丹がはるばる呉家東院まで訪ねてきて、金2万両と貴重な雪蓮の花を差し出して周瑩に求婚する。

呉家の面目を潰されたものの、大口の取引相手を怒らせるわけにもいかない呉蔚武と呉蔚全は慌てふためく。

（43分）

図爾丹の話を聞いた沈星移は自分も周瑩に求婚すると宣言するが、家族の猛反対に遭う。

一方、周瑩が愛していない人とはやはり結婚できないと図爾丹の求婚を断ると、傷ついた彼は全ての取引をやめると言いだす。

（44分）

迪化に帰る図爾丹を見送った後、周瑩は街で沈星移と出くわす。

そこで星移は商売の勝負で周瑩に負けたことを認め、彼女の言いつけどおり女装して街をねり歩く。

それを周瑩は面白がり、本来の笑顔を取り戻した。

（44分）

呉イは呉沢を訪ねてきた趙白石に料理で自分の恋心を伝えるが、想いを受け取ってもらえず落胆する。

その後、織布局がついに操業開始となった時、杜明礼の陰謀で扇動された機織職人の王徳根らが暴れ始める。

（44分）

杜明礼は載イ貝勒の命令に従うよう沈四海に伝え、織布局の操業停止を求める請願書を出せと強要する。

一方、周瑩は織布局で襲われた自分を助けて重傷を負った沈星移を見舞おうとするが、沈家の大奥様に罵られる。

（45分）

打ち壊し事件により呉蔚武と呉蔚全が出資を取りやめる一方、周瑩は趙白石を説得して織布局の再建に乗りだした。

また、杜明礼以外の後ろ盾を作りたい沈四海は、沈星移を上海に行かせることを決める。

（46分）

使用人にも呉家東院の株を売るという画期的な方法で、周瑩は織布局を再建するための資金を集めた。

さらに彼女は、職を失ったため暴動を起こした王徳根ら機織職人を工員として雇い入れることを決める。

（46分）

趙白石が巡撫に昇進したことで杜明礼は載イ貝勒から罰を受け、織布局を必ず潰すよう指示される。

そんななか、呉蔚武と呉蔚全が再び出資を決めた織布局は順調に再建が進み、無事操業にこぎつけた。

（45分）

呉沢が郷試に合格し、呉家西院で祝宴が催されるなか、趙白石は呉沢と2人で酒を飲む。

だが、酔って寝入ってしまった彼は気づくと泣いている呉?と2人きりだった。

そこで白石は責任を取って心ならずも呉?と結婚する。

（46分）

周瑩の考えた巻き返し作戦により、民富洋布は古月洋布店の顧客の大半を奪うことに成功。

すると、周瑩を追い詰めようとするあまり店も土地も抵当に入れてしまっていた胡咏梅は窮地に陥り、杜明礼に助けを求めた。

（47分）

呉家東院を出ていくと決めた周老四は、沈星移に会いにいくよう周瑩に告げて発つ。

その後、呉聘の墓前で胡咏梅と会った周瑩が、あの日ナツメ餅を食べたのは呉聘だったと伝えると咏梅は逆上し、周瑩に襲いかかる。

（44分）

上海にいる沈星移を突然訪ねてきた杜明礼。

腹の内を見抜いた星移は明礼を追い払い警戒を強める。

同じ頃、周瑩も星移に会うため上海に来ていた。

そして2人は感動の再会を果たし、ダンスを踊って甘い時を過ごす。

（45分）

沈星移の取引相手であるクラウディを訪ねた周瑩は、星移が生糸を調達できなくなったと知るや自分を売り込み、見事に彼の信頼を勝ち取って10年契約をする。

その後、周瑩が帰郷しようとすると星移が港まで追ってきた。

（45分）

上海から戻った沈星移は周瑩の話について沈四海を問いただすが、絶対に非を認めない父に失望。

沈家と縁を切って全てを置いて身ひとつで家を出ていき、味経書院に住み込んで雑用係として働き始める。

（43分）

船の浸水で仕入れた茶葉が台無しになり呉家東院は危機に陥るが、そのお茶が意外にもおいしいとわかり、周瑩は金花茯茶と銘打って大々的に売り出す。

すると、沈家のお店に流れた客が戻ってきて予想以上に繁盛した。

（47分）

沈星移は味経書院で働くうちに変法に興味を抱き、色々な本を読むようになった。

彼は趙白石から杜明礼と戦うため手を組もうと持ちかけられるが、社会自体が変わらなければ何も変えられないと協力を拒む。

（45分）

貝勒のわなにより収賄の濡れ衣を着せられた趙白石は、織布局の株を呉家東院から回収できれば窮地を切り抜けられると張長清に言われる。

しかし白石は不正は働かないと突っぱね、その結果、巡撫を免職となる。

（46分）

周瑩が横領の罪で逮捕され都へ送られる。

証拠とされたのは書斎にあった身に覚えのない書類だった。

潔白を主張する周瑩は、趙白石から織布局の全株を売って罪を認めれば命は助かると言われ、苦渋の決断を迫られる。

（45分）

不本意ながら罪を認めた周瑩は釈放されるはずだったが、まさかの横槍が入る。

これを知った呉イは、自分が偽造された証拠を書斎に置いたと趙白石に告白し、周瑩の逮捕を仕組んだのが張長清だったことに気づく。

（45分）

周瑩を釈放してもらうはずがさらなるわなにはまり、逮捕されてしまった沈星移。

そんな息子を救い出すため沈四海は杜明礼に大金を支払い、この事態に責任を感じた趙白石は、周瑩に必ず星移を助けると約束する。

（46分）

周瑩は釈放されて呉家東院に戻ってくるが沈星移の訃報を聞かされ、それ以来抜け殻のようになってしまう。

彼女は今になってどんなに星移を愛していたかを思い知らされ、商売にも身が入らない日々を送る。

（47分）

鄭氏の提案で5人の孫から周瑩の養子を1人選ぶことになり、呉家東院に子供たちが集められる。

そして、色々なお題が出され能力が試された結果、西院の長男・玉勝と中院の長男・玉林が優秀な成績を示す。

（45分）

呉家東院の養子に選ばれたものの中院に帰りたくてたまらない懐先は、兄・玉林の助言で大暴れして周瑩に嫌われようとする。

さらに夜中に木に登って家から逃走を図るが、木の上にいた周瑩の話を聞いて思いとどまる。

（44分）

オオカミに襲われて、互いに助け合った周瑩と懐先に、実の親子のような絆が生まれる。

周瑩は再び熱心に商売に取り組み始める。

その頃、織布局の副局長に杜明礼が就任し、巡撫に返り咲いた趙白石が局長となった。

（47分）

光緒帝の支持で戊戌の変法が実施され、欽差大臣となった呉沢が帰郷。

周瑩は質も売上も低下した織布局に代わる民間の織物工場の新設へと動く。

一方、懐先が日本留学帰りの康卓文が教える正宜学堂に通いたいと言う。

（46分）

周瑩は生きていたとわかった沈星移に愛を告白したが、冷たく拒まれ悲しみに打ちひしがれる。

一方その頃、趙白石も康卓文の正体が星移だと知ると、周瑩を守るため今度こそ一緒に杜明礼と戦おうと訴える。

（46分）

発作で倒れた呉蔚武が息子・呉沢を案じながら息を引き取り、呉沢は周瑩の忠告を聞かず帰京していく。

しかし結局、戊戌の変法は失敗。

周瑩の開いた織物工場は封鎖され、お尋ね者となった呉沢は呉家東院に身を隠す。

（47分）

呉家東院の織物工場が成功を収める一方、織布局の業績は低迷し、杜明礼は粉飾決済のため沈家と経営する銭荘・日昌和から強引に資金を移す。

そのため沈四海は資金繰りに追われるが、どうにか資金調達のめどが立つ。

（45分）

沈四海は、一連の出来事は何者かの悪意の仕業だと気づくも時すでに遅く、沈家は破産してしまい、杜明礼は保身に走る。

そんななか、孫文の仲間としてお尋ね者となっていた沈星移が呉家東院に姿を現す。

（46分）

杜明礼は端郡王・載イに趙白石と周瑩の謀反を訴える虚偽の奏状を送っていたが、趙白石と周瑩の反撃に遭う。

そして、周瑩のわなによって追い詰められ、呉聘殺害の真犯人であることもばれていると知り、敗北を悟る。

（47分）

沈月生を殺したのが査坤だと判明。

このため沈四海は今まで杜明礼たちに協力していた自身を恥じ、敵討ちを誓って監察御史に端郡王・載イの不正を訴え出る。

一方、趙白石は載イ側に寝返った張長清と取引をする。

（45分）

復讐を果たした周瑩と、革命を絶対に成功させたい沈星移。

2人は愛しあいながらもそれぞれの道を行くために、互いに別れを告げる。

そして、周瑩は星移の志を継いで女子学堂の建設に尽力し始める。

（47分）

社会の偏見のなか、苦労して生徒を集めた女子学堂が開校。

悩んだ末に趙白石の縁談を断った周瑩は、女性も自由に生きるべきだと式典で訴えた。

その後、義和団の乱により西太后と光緒帝が北京から西安へと逃れる。

（46分）

趙白石が沈星移から預かっていた日昌和の仕訳帳を光緒帝に提出したことで、端郡王・載イは処分されることになる。

そんななか、周瑩の前に星移が現れる。

彼は革命を起こすため、西太后と光緒帝の暗殺を企てていた。

（44分）