秋の童話

裕福な家庭で両親と兄・ジュンソの愛情に包まれて育った14歳のウンソは、交通事故に遭い血液型が家族と違うことが発覚。

貧しい家庭で育ったクラスメイトのシネと産婦人科で取り違えられていたことが判明した。

（50分）

ウンソとシネが取り違えられていたことを知った両家の親たちは動揺を隠せない。

ウンソの父はシネを引き取ると言うが、母はウンソを手放したくないと反対した。

一方、シネも両親と血のつながりがないことを知る。

（50分）

愛する家族と離れ、実の親のもとへ戻る決心をしたウンソ。

ジュンソは自分の顔が描かれたカップをウンソにプレゼントし、離れても心はずっと一緒だと励ます。

ユン家は一緒に渡米することをウンソに提案するが…。

（51分）

アメリカから戻ったジュンソはユミとの婚約が決まっていた。

しかし、ジュンソは幼い頃別れた妹・ウンソを探し始める。

一方、ウンソはテソクのいたずらにより、電話交換オペレーターから彼専属のメイドになっていた。

（52分）

ウンソとジュンソは思い出の海岸でついに再会を果たした。

ジュンソは出会えたことを喜びながらも、貧しく苦しい状況で育ったウンソがふびんでならない。

2人は古い学校で一緒に暮らすようになる。

（52分）

幼い頃に住んだ家で、ウンソがテソクやユミとともに楽しい夜を過ごしているところへ、突然シネが帰国した。

そしてユミとテソクは、ウンソが昔、ジュンソの妹として暮らしていたという事実を知る。

（53分）

ウンソへの想いを再び強くしたジュンソはユミに別れを告げるが、ユミは絶対に諦めないと言い、承諾しない。

ユミに協力するよう頼まれたウンソは、ジュンソへの気持ちを隠し、テソクと付き合うことを決める。

（52分）

兄と妹に戻ることにしたウンソとジュンソ。

ジュンソはユミと一緒に暮らすことを決め、ウンソもテソクの部屋で暮らし始める。

ジュンソとウンソは最後の思い出に内緒で山荘へ旅行に出かけるが、思わぬ事態が発生した。

（52分）

互いの想いを隠し続けるウンソとジュンソだが、2人の気持ちに気づき始めたテソクは、ウンソに彼女の本心を尋ねた。

それでも諦め切れないテソクは、正式に結婚の申し込みをするためスニムのもとを訪れる。

（52分）

シネが両親にウンソとジュンソの関係を話してしまい、2人は駆け落ちする。

周囲の反対にも屈せず自分たちの愛を貫こうとするウンソとジュンソ。

幸せな生活のなか、ウンソの誕生日にジュンソは彼女に結婚を申し込む。

（52分）

ジュンソとウンソの結婚話を聞いたテソクは2人を恨み始める。

家族もみんな結婚に反対するが、優しいユミだけは2人の気持ちを認めた。

しかし、ユミはショックで自殺を図り、腕をけがして一生絵を描けなくなる。

（50分）

再び離れ離れになったウンソとジュンソ。

ウンソを忘れるために旅に出たジュンソは、気持ちの整理をして戻ってきて個展を開いた。

その会場でジュンソに再会したウンソは、テソクとよりを戻したとうそをつく。

（51分）

体に異変を感じて病院を訪れたウンソは、自分が白血病に侵されていることを知る。

絶望的な気持ちでジュンソのもとを訪れたウンソだが、そこで2カ月後にジュンソがユミとアメリカに発つことを知る。

（50分）

一緒にいてほしいと頼むウンソだが、ジュンソは受け入れられない。

ウンソはテソクの愛を受け止めようと治療を受ける決意をし、ソウルのホテルに就職するとうそをつき、テソクと共に家族やジュンソのもとを去る。

（50分）

痛みがひどくなったウンソは牧場へと向かう。

同じ頃、ジュンソもまた気持ちの整理をするため旅に出た。

やがて2人は偶然牧場で出会い、心で愛し合おうという約束を交わし、ウンソは病院に戻る。

（52分）

ウンソが昏睡状態に陥ったと聞いても、ジュンソは彼女に会いにいこうとしない。

彼は、ウンソが自分を見たらそのまま逝ってしまうのではないかという恐怖にとらわれていたのだ。

結局、ジュンソは病院を訪れたが…。

（51分）

ジュンソの祈りは通じ、ウンソは奇跡的に意識を取り戻した。

ジュンソは自分のアトリエにウンソを連れていき、残された時間を2人で過ごすことにする。

最期が近づくなか、ウンソはジュンソと過ごす幸せを感じていた。

（50分）

ジュンソのアトリエで残り少ない日々を過ごす2人。

テソクは幸せな彼らを見て身を引く決意をした。

ところが、ジュンソの引き出しには薬の瓶があった。

ジュンソはウンソなしでは生きていけないと言うのだが…。

（49分）