私の10年の秘密

チョン家の長女・ヘダンは、スター歌手、ユ・ジナの物まね歌手、ユ・ジィナとしてクラブの舞台に立つ毎日。

母親を早くに亡くした彼女は、父と3人の妹を養うため、自分の夢や幸せは後回しにして懸命に生きてきた。

（65分）

親交を深めていたヘダンとジナの関係に亀裂が入った。

落ち込むヘダンを心配する父・ガンシクは、ジナのもとを訪れて詫び、許しを請う。

ジナは悩んだ末にヘダンが働くクラブに行き、2人は仲直りする。

（66分）

ジナの自宅にソンテクが入っていくのを目撃したヘダン。

そこへ帰宅したジナがソンテクを譲ってほしいと、ヘダンに告げる。

ヘダンはソンテクを引き止めようと結婚を決意するが、そう簡単にはいかないのだった。

（65分）

ソンテクの事故死から月日は経つも、ヘダンとジナの心の傷は癒えずにいた。

ヘダンは物まね歌手として活動を続けるなか、偶然知り合った盲目の青年・ギョンスが経営するカフェでアルバイトを始める。

（63分）

チョン家の次女・へジンは、同居中の義母・ミスクと生活費の受け渡しをめぐってさらに険悪な関係になる。

仕事をすることで嫌みを言うミスクに対し、負けん気の強いへジンは家事や育児も全力でこなして徹底応戦する。

（64分）

ジナは事務所契約の話を説得するためヘダンを呼び出し、2人は偶然にもギョンスの店で待ち合わせをする。

ヘダンとジナの会話で、ギョンスは幼い頃に生き別れた母親のジナが目の前にいると知って激しく動揺する。

（64分）

自分の事務所に所属させるため、ヘダンにつきまとっていたパク家の長男・ヒョンジュン。

初めはジナを獲得するための手段のはずが、母親を亡くした者同士会話を交わすことで、ヘダンに興味を抱くようになる。

（65分）

ヒョンジュンからの熱心な勧誘を受けたヘダンは、煙たがりつつも少しずつ心を開くようになる。

またヒョンジュンは、ヘダンがジナに恋人を奪われた過去を知り、ますますジナへの憎しみを募らせる。

（62分）

ギョンスはパク会長の母の誕生日パーティでピアノを弾くことになった。

パク会長の亡妻・ギョンエから手紙を預かっているギョンスは、ユン・ソンハという偽名で親族と接触する。

一方、ヘダンは風邪が治らずにいた。

（66分）

ヒョンジュンは、母・ギョンエが崖から投身自殺を図った際、パク会長も一緒にいたことを義妹のナギョンから聞く。

許しがたい事実に怒りが収まらないヒョンジュンは、父への当てつけにジナを食事に誘う。

（65分）

ジナとパク会長の熱愛が報じられる。

ジナはパク会長の仕業だと思い込むが、実際は2人を陥れるべくヒョンジュンがマスコミにリークしていた。

一方、ヘダンはついにヒョンジュンの芸能事務所と個人契約を結ぶ。

（64分）

放送局の人の前で歌声を披露することになったヘダン。

緊張してステージでジナの物まねをすると、プロデューサーから「全盛期のジナのようだ」と高評価を得る。

そしてヘダンは、人気の物まね番組への出演が決まった。

（64分）

ヘダンの存在が自分の人気に悪影響を及ぼすと感じたジナは、ヘダンが番組に出演できないようテレビ局へ圧力をかける。

さらにヘダンのもとに向かい、表だった活動はするなと忠告する。

ヘダンはそれに屈せず…。

（66分）

ジナの家に呼び出されたヘダンは、帰宅したヒョンジュンと鉢合わせになる。

ヒョンジュンの家柄とジナとの関わりを知らないヘダンは、ジナの挑発を真に受けてヒョンジュンにだまされたと誤解してしまう。

（64分）

バーで深酒をしたジナは、パク会長ではなくヒョンジュンに電話をして介抱を求める。

息子に肩を抱かれて帰宅するジナを見たパク会長は、2人を遠ざけようと、自分の全権をヒョンジュンに手渡す覚悟で条件を提示する。

（64分）

ギョンスがジナの子供だと知ったパク会長は、公表と引き換えにジナに結婚を迫る。

歌手生命が絶たれることを避けたいジナは記者会見に臨んで結婚を報告した。

会見後、ジナはヒョンジュンにいら立ちをぶつけるが…。

（64分）

初めてのテレビ出演を果たしたヘダンは力量を出し切ったものの、盛り上がりに欠ける結果となってしまう。

さらにジナが手を回し、ネットの掲示板に多くの酷評が書き込まれたためヘダンは深く落ち込む。

（64分）

ジナとパク会長の婚約式が行われる。

招待客のほか、メディアも加わり注目を集めるなか、突然パク会長の母が結婚への反対の意思を表明する。

パク会長は記事が出回らないよう根回しするが、ネット上に動画が流出した。

（64分）

ユン・ソンハとイ・ギョンスが同一人物だと知ったジナは激しく動揺する。

ギョンスとジナの関係を不審に思うナギョンは、ジナの前でギョンスにピアノ講師以上に親切に振る舞い、ジナに揺さぶりをかける。

（64分）

パク会長とジナが婚約を解消すると聞き、ギョンジャたち家族は安堵する。

さらにジナには追い打ちとなる、ギョンジャの単独インタビューが掲載された雑誌が発売され、ユ・ジナのブランドイメージは一気に急落する。

（65分）

ヘダンとの会話から、ジナが自分を息子だと気づいていると知ったギョンス。

放送事故以来、ジナが部屋にこもり切りだと聞かされたギョンスは、衝動的にジナを訪ね、秘めていた幼少期からの思いをぶつける。

（63分）

ギョンスはヘダンの家族に温かく迎えられ、施設で育った彼は家族の温もりに幸せを感じる。

一方、ヘダンとギョンスが親しいことに気づいてギョンスを訪ねたジナは、2人の交際を知るとヘダンと別れるよう訴えるが…。

（64分）

ジナから出生時の話を聞かされたギョンス。

父親が誰だかわからない望まない妊娠だったことを告げられ、自分の存在を否定されたギョンスは深く傷つく。

そんななか、自殺を図ったユニが退院する。

（67分）

ヘダンにギョンスが息子であることを気づかれたジナ。

後日、ジナは改めて息子と別れてほしいとヘダンに懇願し、歌手活動の後ろ盾も約束するが、全く譲歩しないヘダンにジナは再び態度を豹変させる。

（65分）

ジナを呼び出したギョンスは、ヘダンとの結婚に口を出さないことを約束させようとし、ヘダンの目の前で屈辱を受けたジナは憤慨する。

一方、ガンシクはヘダンがジナから嫌がらせを受けていることを知る。

（68分）

銀行から多額の借入をしたボンスは、使い道をヘジンから問い詰められるが口を割らない。

だが母と姉には屋台のおかみに貸したことを明かし、2人をあぜんとさせる。

一方、ガンシクは悩み抜いた末にギョンスを訪ねた。

（67分）

胸騒ぎを覚えたジナは慌ててギョンスのもとを訪れ、カフェを閉める理由を問いただす。

そこでヘダンと駆け落ちをすることを聞き、憤慨したジナは10年前にヘダンから恋人を奪ったことを告白する。

（66分）

ヘダンとジナの目の前でヘスが交通事故に遭い、救急車で搬送される。

顔面蒼白で帰宅したジナから事態を聞いたヒョンジュンも病院に駆けつけるが、家族の懸命な祈りも届かずヘスは息を引き取った。

（66分）

ジナとパク会長の結婚会見の場に現れたギョンス。

母親の人でなしの言動に怒りを爆発させたギョンスは、記者たちの前でジナの息子であることを公表し、ジナは再起を懸けた会見を台無しにした彼を罵倒する。

（66分）

パク家で再会したヘダンとギョンス。

ギョンスはヘダンの幸せを心から願うが、歪んだ人間関係が渦巻くパク家への出入りを心配する。

ヒョンジュンのヘダンとの結婚宣言に怒り心頭のユニは、ヘダンに別れるよう迫る。

（64分）

強硬なボイコットにより、ユニとの結婚を白紙に戻したヒョンジュン。

その後は、家柄の格差はあるものの、ヘダンの人柄を認めたギョンジャやパク会長は、ヒョンジュンの花嫁候補として受け入れようとしていたが…。

（66分）

ギョンスが預かっているギョンエの書いた手紙をめぐり、パク会長はジナを盾に手渡すようギョンスを脅す。

一方、ギョンジャは孫嫁として認める代わりに、ヘダンにギョンスから手紙をもらうよう言いつけるが…。

（66分）

パク家の一族が揃った席で、ギョンスはヘダンに駆け落ちを迫るが、ヘダンはギョンスに対する愛情は同情だったと告げる。

そして、気持ちとは裏腹な言葉でギョンスを傷つけたヘダンは深く落ち込んでしまう。

（69分）

ジナがヒョンジュンに好意を抱いていたと知ったギョンス。

その証拠写真をヒョンジュンに突きつけられ、不純な母親を軽蔑する。

パク会長は、証拠写真と引き換えにヒョンジュンとヘダンの結婚を認めるようジナに促す。

（67分）

チョルとの密会を楽しんでいるジナ。

ただならぬ感情が芽生え始めていた矢先、ナギョンの策略により、チョルがヒョンソンの知人として自宅に招かれた。

突然のチョルの訪問にジナは激しく動揺する。

（69分）

持ち株をギョンスに譲ると家族に告げたパク会長。

彼はヒョンジュンとヘダンの結婚も認めず、会社にギョンスを息子として連れていき、さらに一家の女主人はジナだと宣言するなど、家族に強固な対立姿勢を見せる。

（63分）

自宅の前でチョルと抱きあっているところをヒョンソンに見られてしまったジナ。

計画通りにジナの弱みを握ったナギョンは、口止めと引き換えにギョンスが持つギョンエからの手紙を渡すよう彼女に告げる。

（66分）

チョルと密会している現場をギョンジャに見られたジナ。

決定的な証拠を掴まれ絶体絶命のジナだったが、ギョンジャが怒りのあまりその場で気を失ってしまい、ジナは居合わせたユン室長に出世をだしに口止めをする。

（64分）

ギョンジャの意識が回復する気配を感じたジナ。

万が一に備え、パク会長にすぐさまギョンスを後継者にすべきだと急かす。

しかし、持ち株の譲渡を急がせるジナに違和感を覚えた会長は、浮気の疑念をぶつけて揺さぶる。

（68分）

チョルとの浮気がばれたジナはパク会長に離婚を宣告されるが、ギョンスの部屋で見つけたギョンエの手紙を盾に離婚を拒む。

一方、父親の圧力により失職したヒョンジュンは、GRグループで契約社員として働き始める。

（65分）

母の手紙がパク会長に渡るも、ヒョンジュンは証拠の隠し場所が母の愛した庭木のふもとだと気づく。

だが、証拠の品は見つからず、パク会長の悪事や母の死の真相を掴めないヒョンソンはもどかしさを募らせる。

（67分）

ジナが家を追い出された。

当然の報いとパク家の誰もが冷ややかな態度を取るなか、ジナに憎しみを抱きながらも、生みの母である事実にギョンスは苦しむ。

そんなギョンスを心配するあまり、ヘダンはジナに迫るが…。

（65分）

ジナが何者かに拉致された。

帰宅しないジナを心配するギョンスは、自分がパク会長に盾ついたことで巻き込まれたと考えるが、会長はしらを切るばかりだった。

一方、再び欲に駆られるナギョンが行動を起こす。

（66分）

産みの母よりも育ての母・ギョンエとの約束を選んだギョンス。

これを知ったパク会長は、ギョンスの前でジナを始末するよう部下に連絡する。

その後、ギョンスも拉致されかかるが、ギョンジャによって危機を脱した。

（69分）

ジナを助けようとして重傷を負ったギョンスは意識が戻らず、月日が過ぎるなか、ジナは自分の醜い欲深さに気づいて悔い改める。

全てを捨ててギョンスの回復だけを祈り続けるジナに、ヘダンは静かに寄り添う。

（67分）

ギョンスが手掛けた楽曲で歌手デビューを果たしたヘダンは、ヒットチャート上位にランクインする。

物まね歌手の時代からの夢だったテレビ出演も決まり、ヘダンはギョンスの意識回復を願いながらステージに立つ。

（67分）

意識が回復したギョンス。

欲を捨ててギョンスとの穏やかな生活を選んだジナは、地方の田舎で親子で暮らし始める。

その頃、パク会長から異動についての返答を求められたヒョンソンは、海外に留学すると告げた。

（66分）

ついにパク会長がギョンエ殺害の容疑で逮捕された。

母親の無念を晴らしたいがための正義だったのに、ヒョンジュンの心は晴れない。

ギョンジャは息子の逮捕を当然と思いつつ、ギョンエに対する罪の大きさを思い知る。

（67分）

ギョンジャが眠ったまま息を引き取った。

義祖母を懸命に励ましていたヘダンは、具合の悪い義祖母に冷たい態度を取り続けたナギョンを涙ながらに責める。

そしてパク会長も、実母の死に悲しみの涙を流した。

（66分）

ジナとギョンスを訪ねたパク会長はジナに未練を告白するが、彼女は自分を見つめ直すため海外へ行くことを告げた。

やがてパク家では、ヘダンやナギョンが親子の間を取り持つことで、笑顔が垣間見られるようになる。

（67分）