夏の香り

体が弱く数年前に心臓の移植手術を受けたヘウォンは、恋人のチョンジェにプロポーズされ、結婚するつもりだが返事は保留にしていた。

彼女はある日、山で蜂に襲われそうになり、見知らぬ青年・ミヌに助けられる。

（51分）

ミヌとふたりきりで山荘で夜を過ごしたヘウォンは、このことをチョンジェには内緒にしておくことにした。

そんななか、ミヌはイタリアで知り合ったチョンアと再会。

チョンアは恋するミヌを追って帰国したのだった。

（51分）

ウネの父に会いにいったミヌは、偶然ヘウォンと会う。

2人は互いの事情も知らないまま同じ列車でソウルに戻る。

その後、ミヌはアートディレクター、ヘウォンはフローリストとして偶然同じ職場で働くこととなった。

（50分）

友達になることを約束したミヌとヘウォン。

ある日、ミヌはヘウォンをオペラに誘った。

ヘウォンが席を立っている間、同じオペラを見に来たチョンジェとチョンアに偶然会い、ヘウォンはそのまま劇場を後にする。

（51分）

チョンアはヘウォンと写っている写真の真相をミヌに問い詰めた。

一方、ヘウォンは山での出来事をチョンジェに正直に話し、黙っていたことを謝る。

また、ミヌとヘウォンの仲を疑っていたチョンアの誤解も解けた。

（51分）

仲むつまじいミヌとヘウォンを目撃したチョンジェは、焦りを覚えヘウォンにプロポーズする。

一方チョンアは、ミヌが大事にしているペンダントが初恋の人との思い出の物だと知り、嫉妬してそれを投げ捨ててしまう。

（50分）

婚約式の席で倒れたヘウォンが病院に搬送された。

ミヌはヘウォンが心臓移植手術を受けていたことを知って驚く。

一方、ヘウォンの病室に入っていくミヌを目撃したチョンジェは、彼にライバル心を燃やすようになる。

（50分）

ミヌとヘウォンの気持ちが接近しているのを知りつつ黙っていたチョンジェだが、耐え切れなくなってミヌにヘウォンを忘れるように言う。

そしてチョンジェとヘウォンは、ふたりきりで避暑に出かけるのだが…。

（49分）

1人で島に行ったヘウォンは悪天候のため帰れなくなり、ミヌがモーターボートで迎えにくるも彼女は冷たく突き放す。

彼への未練を断ち切ろうとしているからだった。

ミヌも少しずつヘウォンを忘れようとするが…。

（51分）

ヘウォンとミヌが2人で島にいたことを知ったチョンアは、友情を裏切ったヘウォンを許せない。

ヘウォンを理解しようと努めるチョンジェはそんなチョンアを諭す。

一方、ヘウォンはチョンジェと別れることを決意した。

（50分）

ヘウォンの消息を掴めず心配を募らせる一同。

そんな時、チョンジェはウネの父から、娘の心臓を持っているヘウォンに会いたいと言われるが、今は時期が良くないと断る。

一方、ヘウォンはウネの故郷を訪れていた。

（50分）

チョンアが別荘でソ・ウネと書かれたメモを発見し、チョンジェはウネがミヌの元恋人だと知る。

チョンジェはウネの父を訪ね、ヘウォンの心臓のドナーがウネだということをヘウォンとミヌに内緒にしておくよう頼んだ。

（50分）

ウネの心臓がヘウォンに移植されたとミヌが知る。

これを受けてチョンジェはヘウォンと別れるようミヌに言うが断られた。

ならば、とミヌの母を呼び出してヘウォンの心臓移植の真相を話し、2人を別れさせようとする。

（51分）

結婚の誓いの式の支度をしていたミヌ宛にチョンジェが訪ねてきた。

心臓移植の真相をヘウォンに知らされたくなければ別れろと言われ苦しむミヌは、結局大聖堂に行くことができず、式は執り行われないまま終わる。

（51分）

自分の心臓のドナーが男性ではなく女性だったと知ったヘウォンはウネの実家を訪ね、そこでドナーがミヌの昔の恋人・ウネだったと知る。

チョンジェは相変わらずヘウォンと別れるようミヌに言うが、ミヌは突っぱねる。

（51分）

ミヌに別れを告げ、追いすがる彼を追い返したヘウォンは、心臓に痛みを覚え倒れてしまう。

ヘウォンの心臓の調子は良くなく注意が必要だと医者に言われたチョンジェは、再びプロポーズをするがヘウォンはこれを断る。

（51分）

ウネの心臓がヘウォンに移植されたことを本人が知っているとわかったミヌは、彼女に会いにいく。

ミヌは、自分が愛しているのはウネの面影ではなくヘウォン自身だと話すが、ヘウォンは取り合わない。

（50分）

うなされながらミヌの名前を呼び続けるヘウォン。

再度の心臓手術は成功するが、イタリアに渡ったミヌには、本人の意向でヘウォンは死んだとうその知らせが届く。

そして数年後、帰国したミヌの目の前にいたのは…。

（50分）