踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

踊るfinal

1997年から続き、和久さんもいない踊る。それでも昔の踊るを残しながらラストを迎えた。本当に素晴らしかった。終わらない祭りはないから、希望をありがとう。評価はそれぞれだけど、今の現代人は本当に皮肉ばかりのレビューばかり、これは映画でありフィクションである！細かいことはいらない！

[ネタバレ] 踊るらしいファイナルと決着

踊る大捜査線はいかにも結末をはっきりさせないのが踊るらしさであって、結末を出してしまったら踊るらしさが失われてしまうといつも思う。
その中で、今回のファイナルは青島とすみれの関係性、青島と室井の関係性にもなんらかの決着が着いたと思った。結論をだしてしまうとやっぱりおもしろくない気がするんで今までの関係性から一歩進んだ決着が踊るらしいと思う。
青島とすみれの関係性で言えば、今までのテレビシリーズからの２人の関係性からして言えば本当に決着が着いたと僕は思ってるんですが、結婚とか付き合うとかを決着としてしまうと踊るではなくなってしまうと思ってるので、この決着は僕としては大満足の決着だったと思います。(あのバス突撃はないが　笑）ラストカットのあの写真からしても２人はこれからもずっと一緒にいて離れる訳がないということだと思う。だからあの抱擁はお互いを想い合ってるからの抱擁であり、青島の告白も今までからしてあれが精一杯の告白だと思う。
青島と室井の約束についても決着が着いたのではないだろうか？室井は偉くなってようやく警察を改革できる立場に立ち、青島はこれからも現場で頑張るという形で終わったのがすごく良かった。だから新たなる希望だと思った。
だから青島とすみれの関係性にしかり青島と室井の約束もタイトル同様新たなる希望で終わったのではないのかなと思う。
ストーリーにしても前作よりは踊るらしさがあったと思うし、小栗旬の演技も非常に良かった。今回は小栗旬がいなければ成り立たなかった映画だと思う。
本当に最後にふさわしい踊るらしさが出た映画だったと思う。

権威との戦い！自分自身との戦い！

権威との戦い！自分自身との戦いが終わりました。
愉快で楽しいドラマでしたが、その背景には権威との戦いがあいました。
権威なんて簡単に勝てるものではありません。
このドラマでも１６年かかりました。
私たちもなにかと戦っています。決して勝てるとは思っていません。
勝利なんて夢かもしれません。
でも、頑張っている人はいます。
所詮、ドラマですが、ドラマを作っている人の背景には、戦っている人がきっといます。
その人たちと気持ちが触れ合えた気がします。
みんな自分と戦っています。
私も頑張ります！

己の心に青島を！

多くは語りません。
レビューの評価が低かったから今まで見てなかったのを激しく後悔。
青島が己を加害者に見立てたのを習って、皆様もこの映画を当事者として考えてみたら？
今まで声を上げて泣いた作品は数知れず。
声を殺して泣いた作品は初めてです。

正義

「正義なんてのは、胸に秘めとくぐらいが、いいんだ。」
間違った正義を持たないことが、必要だ。

正義

公開初日に観に行ったことを先日のテレビ放送で思い出して
今更ながらにレビューを書きます
ドラマ版が大好きで
都知事と同じ青島・・このセリフでもちゃんと笑える世代の自分に
とっては青島はやっぱりヒーローの1人
ヒットしたせいで、いつの間にかレギュラーメンバーに
どんどんアイドルやらゴリ押しの役者が出演する作品になってきて
残念な思いをしてたけど、最後のFINALでは
極力後からのメンバーの出番をなくし、本来の踊るメンバーが活躍
してくれたので、スッキリとした作品になってました
正義は胸に秘めとくくらいがいい・・・青島がいうからカッコイイ
組織としてのルールは守らないけど、自分の中のルールは守ると
わくさんに言われてた青島が、スクリーンで輝いてました
同時に深津さん、やめないよね？と青島に言われたあとに
無言でラーメンを食べる姿
彼女の演技力の高さはこういうセリフなしの表情を見て実感します
見てるこっちがぐっとくる
踊るは、亡くなったいかりやさんやひたむきな織田さんと
役にしっかり向き合った名女優の深津さん、
同じく苦しいほどに室井と同化した柳葉さんがいたから
多くの人の心を鷲掴みしたのでしょう
正義は勝つ、古臭くてもこの言葉は真実だと訴えてくれた踊る大捜査線
何十年も心に残る作品の一つになりました

最高

最高
その一言。

[ネタバレ] うまく出来てるなぁ

人気シリーズの最終章に相応しい出来。
一昔前は邦画なんて、とも思ったりしたが、オープニングからカッコイイし、内容も複雑に絡み合っているのに、わかりやすく仕上がっている。
ジャニタレはチョイ役で使って、内容で勝負の映画。
唯一、興醒めだったのは倉庫にバスが突っ込む無茶さとＣＧのチープさ。
あれはＣ級クラスのクオリティ。
カメオ出演で、筧利夫、真矢みき、水野美紀も登場してラストを感じさせた。
個人的には木島丈一郎が見たかったな。

いい作品

いい映画です。

罪が罪を呼ぶ。

地上波で拝見しました。
最初のメインの音楽の画像から少し泣きそうになりました。
最初に観た約１６年前からのドラマや映画の場面やセリフが
走馬灯のようにかけぬけたからです。
いかりやさんの、～なんてな、は人生でも支えになる言葉でした。
ファイナルという事もあって見ごたえは、内容も含め充分でした。
一番切なかったのは、人は皆同じですが歳を重ねた事でした。
いつも強気で弱音を吐かないすみれさんの精神的な、体力的な限界。
青島さんの仕事に対する情熱と反比例していく体力。
事件が警察ととても根深いものだったので、重いストーリーでも
ありました。
警察の過去、小栗さんの過去、香取さんの過去、小泉さんの過去。
全ては、一つの事件のある罪がまた罪を呼びます。
組織の中で右往左往しながら、傷つきながら、それでも自分を支えて
くれた人たちの信念を曲げない青島さんは、素敵でした。
最近、話題の半沢直樹も組織ものですが、誰かと闘う半沢も自分と
闘う青島もどちらも同じ方向は向いていると感じました。
自分の信念に。
香取さんの無表情の演技は、とても怖く、最初の数秒だけでも
なんの感情も読みとてないほどで素晴らしい演技でした。
ラストの映像は、青島さんらしいです。
一度観ても損はないと思える作品でした。