隣人13号

上出来

原作も既読ですが、若干内容違うところもありますが、配役が合ってました。特に新井浩文ばっちしです。PUFFYのユミもナイス！
監督が映画初作品らしいですが、見応えあり演出も面白かったです。ラストは …

小栗旬が…

間違ってるとは思うが…スカッとしたね。やっちまいな！って思っちゃいました。
途中で小栗さんのヌードもありまして…ありがとうございます。
お尻がキュートでしたね。
中村獅童さんがヤバイけど…ヤバイ演技がとても良かった。
あぁ面白かった。

中村獅童圧巻の演技

彼を選んだ監督も見事としか言いようがない。内容は多少ツッコミどころはあるにしても減点には至らず。星5つを贈りたい。

悪くない

ついつい、残虐なシーンが印象に残ってしまいがちだが、
悪くないですね。
子供時代イジメに苦しめられていた村崎
その中に居る　残虐凶暴なもう一人の男に対して
イジメていた側の赤井が「ごめんな」と　一言　…。
ここで　過去にさかのぼり　子供の頃へ
そこには　赤井にやられっぱなしの村崎の姿でなく
反撃に打って出た村崎が居た。
そして、未来が変わる…
本来　将来あるべきアパートは取り壊されているシーン
そして　１３号室の窓の奥から　村崎の中に居た残虐凶暴なもう一人の男が
自らの役割は終えたかのように　ピースサインを示す
結局　残虐な惨劇も無かったというエンディング
惨劇や残虐な復讐シーンは妄想なのか
もしかした　シンクロしたもうひとつの世界なのか…
なかなか好きな部類に入る作品でした。

傑作ですわ

私は基本　邦画嫌いなのですが、この復讐劇はいい。
そして何よりキチガイじみた主人公もいい。
他のレビューではいろいろかいている人がいるが、人生を踏みにじられて何年か後に復讐いいではないですか。
昔の事だから？そんなものは加害者の言い分。
被害者はその後の人生を踏みにじられ復讐心だけで生きていく。
加害者は過去の事で済ませ、自分は幸せを掴み過去の事は無かった様に忘れ生きている。
こんな理不尽が世の中は横行している。
これは現実にある問題でもある。
何十年前に起きたアベック殺害事件、コンクリート事件
これもこの事柄に良く似ている。
被害者は死んでしまったが、加害者は当時未成年で刑罰を受けず、現実に今でも昔の犯罪は無かったように家庭を作り幸せに暮らしているみたいだ。
こんな理不尽が普通にある。
一つ作中で言いたいのは最後の終わり方。
天誅を下せば完璧な作品である。
ハリウッド映画やアメコミで言えばこの作品は
日本版「パニッシャー」に近い所がある。
最後　中村さんのイカレた殺害はマジメに狂気を感じるし、演技がうまいと痛感した。

獅童さん怖すぎ

見終わった後のあのかんじ。
他の映画ではなかなか味わえない怖さがあった。
ダラダラと同じ場面をうつしてるわけじゃなく見るものに次は何が来るのか？という恐怖を感じさせるようなあの独特な間。
そして13号の狂気の表情を見事にあらわすことができた中村獅童さん。
いくつか疑問点も残ったが自分としてはあの世界観はすき。
特にあの部屋

こっ、これは！

凄いストーリーだった。
復讐劇＆二重人格。
おとなしい性格の十三。
彼は幼いころいじめを受けていた。
その積年の恨みを
彼の凶暴な別人格、「１３号」が晴らすというもの。
中村獅童の怪演と、新井浩文の好演が光っていた。
中村獅童が刀を自分の足に突き刺して
「痛いよ～」と叫んでいるのには、
ゾッとした。心地よい寒気だ。
新井浩文もいい！
自分が今まさに十三から復讐を受けていると気づいたときの仕草。
心に戦慄が走っているのが、見てわかる。
「何年前の話だよ。」
言葉は強気だが、かなり動揺している。それが伝わってくる。
見事な役者だ。
井上靖雄監督の力量にも感服だ。
これが初監督作品だそうだが、
約２時間、つねに緊張感を持続させる数々の演出。
効果音、アニメ映像、先の読みにくい展開等、
これに１３号の猟奇性が加わり、
趣味の悪いこの世界に完全に引き込まれてしまう。
---------------------------------
以下ネタバレ有
---------------------------------
復讐劇とはいえ、
いくらなんでもやり過ぎだろ、と
かなりネガティブにさせられた。
このまま終わったら嫌だな、と思ったが
この映画は
ちゃんと「落ち」を用意してくれていた。
若干わかりづらい終わり方だったが、
これはパラレルワールドだったという事だろうか？
「赤井が謝って、卒業写真に一緒に写った未来」と
「赤井は謝らず、卒業写真に写らなかった未来」。
２つの世界が進行していたのか？
と思って他のレビュアーさんの意見を見てみると、
なるほど、
これは「妄想」だったんですね。
「平和荘」が解体されている現実を見るに、
「妄想」の解釈が正しいでしょう。
それならばかなり救われるし、
何よりなんと見事な映画だろうか。
久しぶりに
１から１０まで大満足の映画でした。

ハマった!!

３回は見た、そのくらいハマった。こんな感じの映画…好きだなぁ～。世の中で、一番怖いものは、人間の狂気だと思っている自分にとっては、凄く、惹き付けられる映画だ。中村獅童のキレっぷりは、ほんと、凄い!!笑えるくらい、怖い！不快な内容に、いい感じにハマった。

村崎十三は妄想の中で13号と戦う。

小学生の頃に悪質なイジメを受けた十三、ある日、13号が現れ、小屋の外に放り出されるのだが、そこは不思議な事に古いアパート「平和荘の13号室」の前だった。
十三は新しい職場に向うが、そこには小学生の頃に悪質なイジメをしていたリーダーの赤井がいて、大人になっても昔と変わりなくイジメを繰り返していた。
しかし昔の十三とは違い、イジメの復讐をはらすために生まれた「13号」という凶暴な別の人格が存在していた・・・・・・・・
小屋の中で、全裸の男と半裸の男が両手両足をブラブラさせて踊っている。
単に踊っているのではなく十三は13号と戦っていた。
十三が13号に負けた後に「叫ぶ！」、その直後に13号が現れ同僚の関くんが殺される。
十三の体をほぼ支配した13号の復讐劇が始まる。
13号を演じる中村獅童の変質者的で凶暴な迫力は凄まじく、それを恐れる子役の演技も負けてはいなかった。
学校での13号と赤井、わざと刀で切る事なく振り回す姿は「イジメ」そのものだ。
ツバを吐きかけ、ライフルを向ける13号、赤井に「　お前が全部壊したんだろ！　」
ライフルの音とともに・・・・・あやまる赤井・・・・・・壊れていく13号
「この間も、きっと13号の中で十三が戦っていたのだろう。」
13号は動かなくなる・・・・・そして十三に体がかえるが、
そこは小学生の頃の時代で、十三が赤井を花瓶で殴った瞬間であった。
そして仲良く帰る十三と赤井の帰り道には、古くて解体されている平和荘と外された13号室のドアが・・・・・・・
この作品、実力派の俳優をそろえて困難な作品を完成度の高いものにしていると思う。
「エグイ」シーンだけを取り上げてしまったら、この映画の良さは分からない。
また「エグイ」シーンを除けば作品が本当に伝えたい事が伝わらないのだと感じる。
実のところ平和荘は未来には無く、十三の妄想や夢の世界であり、まさに悪夢といえる。
しかし、もし花瓶で逆に赤井に殴られていたとすれば、「イジメ」がエスカレートし「硫酸をかけられる」事件が起こる可能性は十分に考えられる。
未来は変わっていく・・・・・・平和荘も残り、13号が現れたかもしれない・・・・・・・・・。
原作は読んでいませんが、ずっと気になっていて観たかった作品。
間違いなく☆5です！

こわかった・・・

内容がしっかりしていて
おもしろかったです。
すごく怖かったけど……
もう1回みたいです。