色即ぜねれいしょん

臼田あさみの好演の懐かしさ一杯の青春映画

ユースホステルは懐かしい。60近い年になった今、この映画を観ると学生時代の若さを思い出す。日本人の優しい心を微笑ましく描いた秀作だと思う。こんな時代はこんなやり取りで恋愛を求めていたと今の若者にアピールしたくなる映画でもある。そして、マドンナ的な出演の臼田あさみ、このキャスティングは嬉しい限りである。ちょっとハスキーな声と厚めのクチビル、とっても可愛いと思いますね。

観る前に絶対に！やって欲しいこと。

感動した。
しかも今まで 経験したことのなかった種類の。
みうらじゅん、本名三浦純の自伝的映画。
みうらじゅんフリークであれば当然全部知っている話し。
ラジオやなんかで繰り返し語られている。
中でも是非お勧めしたいのが「仮性フォーク」というラジオ番組。
三浦純少年が 高校生の頃に作った400曲を全36回で全て紹介しようと言う とんでもない企画。
今のみうらじゅんとは違い声も澄んでいて童貞丸出しの雰囲気が伝わってくる貴重なもの。
それを大人になった今山田五郎などと聴き直して徹底的にくさしていく。
曲の紹介とともにその当時の思い出を語っていくのだが、この映画に入っているエピソードは全部ここで 語られている。
私はそれを聴き、みうらじゅんという他人の青春時代の話を何度もイメージしていた。
そしてそれが本作品で実際に映像となり、バンっ！と 目の前で現れたことに本当に感動した。
これは小説を読んだり漫画を読んだりしてから映画を観るというのとはまた違った感動だ。
他人の声を通して頭の中にしか残っていないイメージを、映像で見られるというのは自分の青春時代だと錯覚してしまうような変な意識にとらわれる。
なので是非、仮性フォークを聴いてから本作品を見てほしい。
youtbeで全部聴けるので。
作品の細かい違いと言えば
通信空手をやっていて家庭教師の先生に「何にもやっていないやつより弱そうだな」と言われたが、 あれは実際にはクラスで一番弱そうなやつに言われたということ(笑)
オリーブと夜道でちょこっと良い事があったが実際には、夜遅くまで居着いたのでそれを問いただすと、一人でとぼとぼ帰って行ったこと(笑)
ちなみにオリーブがヒゲゴジラを好きだったというのも創作。
そして不良の音楽は盛り上がり、実際には自分の曲はしらけたということ(笑)
しかしこの当時の学園祭での様子を収集癖のある三浦純少年は録音しており、その貴重な様子も「仮性フォーク」で聴ける。
これは凄い。
メディアミックスというやつか(笑)
童貞文化系の中では青春を謳歌した、三浦純少年の自伝的勝ち組作品。
お薦めです。

た～びにでてみよお♪

不器用な青春映画。
旅先が隠岐島という日本海側なところもいい。
臼田あさ美がかわいい。。

良かった。

青春映画。
一人の青年が成長していくのがとてもわかりやすく、よかった。

中高年のオッサンが気持ちだけ男子に戻れる

甘酸っぱいと言うか恥かしい青春を思い出させてくれる映画
でもほとんどの人がこんなドラマティックな青春を過ごしていないよね
だからこそ憧れるんじゃないかな
主人公が劇中で歌う音楽も格好良く、本当に良い映画

純粋！

青春映画！
じゅーんとしみわたる！！
胸の中のもん全部出したもん勝ち☆

ザ・青春！

青春だな～。主人公の初々しい演技がハマり役。学生時代の自分と重ね合わせてしまう、そんな入り込ませてくれる映画。コメディ的な面白さもあるし、バンドシーンの爽快感もいい。原作は知らないが、みうらじゅんの面白さが出ていていい。ちょいちょい出てくる名言も深い。

青春とはまさにこう！

昭和の青春とはまさにこう！という感じで上手く青春を表現できてました。おそらく30代後半からの「男子」なら共感するところも多いのでは？学校に必ずいた2年の夏休みから悪くなる奴がいたなとか、頭は常にエロいことでいっぱいだったとか、あの年頃だからこその性への憧れ、思い当たる節が盛り沢山。実はこのリアルタイム世代って50代なんですよね。でも正直言って携帯やインターネットが普及するまでは同じだったんじゃないでしょうか？噂を信じ、噂に胸をときめかせる。今は検索すればわかるから多分何でも冷めてるのかな？なんて思って見てました。黒猫チェルシーの渡辺大知がとても初演技とは思えず良かった。一つ気になったのは「ヤンキー」って言葉。昔は「不良」だったんですよね。あ、臼田あさみさんには注目ですよ！アレとアレは本物なんですかね～？

面白かったです。

たった今、ＷＯＷＯＷにて鑑賞。
みうらじゅんさんの学生時代ってこんなだったんだと興味深く拝見させていただきました。
若い頃って、みんな同じような悩みや苦しみ抱えて生きているんじゃないかと思いました。
それは男も女も一緒。
リアルな青春の姿を嫌みなく描いていて好感持てました。
楽しかったです。
臼田あさ美さん、綺麗でしたね。

♪旅に出てみよう♪

今では、サブカル・キングとして有名なみうらじゅんの自伝的作品とか。
中流の普通に幸せな家庭に生まれ育ち、不良にも優等生にもなれない。
ギターで作曲という趣味はあるが、人に聞かせるわけでもない。
私立の男子校に通い、近所の幼馴染に恋しているが、もちろん告白はしていない。
ぐれる理由も見つからず、反抗期にもなれないのが唯一の不満。
そんな日々を悶々と過ごす文科系男子　純（童貞）とその仲間のひと夏を描いた作品。
もっとふざけた作品かと思って見始めましたが、熱く甘酸っぱい良作でした。
ボブ・デュラン、ラジオ深夜放送、ヒッピー、ユースホステル、ロック喫茶・・・
ピンポイントにハマる要素がぎっしりで、僕よりもう少し上の世代の男には特におススメ。
オリーブ役の臼田あさ美の健康的で飾らないエロさも、主人公が思いを寄せるヒロイン石橋杏奈のかわいさも映画の雰囲気にピッタリ。
家庭教師ヒッピーや、ユースホステルのヒゲゴジラなどは実際のミュージシャンが演じているそうですが、とても存在感があって楽しかった。
そして、主人公のお母さん役の堀ちえみの変わらぬかわいさにビックリ。
（というか、アイドル時代よりかわいいと思ったのは俺だけか）
結構、音楽にも重きをおいており、印象的な曲多し。
主人公が文化祭で歌う歌もアホっぽくていい（結構いいシーンに仕上がってる）ですが、
ユースホステルでみんなで歌う「旅に出てみよう～」っていう歌が最高です。
久しぶりに学生時代の思い出に浸りたい男の人におススメ。