トキメキ！弘文学院

中国古代の都、長安。

君主である女帝は男女平等の社会を実現するため、王朝の最高学府である弘文学院に初めて女子にも門戸を開く改革に着手していた。

女帝の腹心である宰相・東方婉児は学院に柳傲天を送り込む。

（46分）

柳傲天を捜して弘文学院を訪れた路雲霏は、柳傲天を見返すため学院の師範になるべく合格を誓い、訪れた書道店で聶文星という好青年に出会う。

同じ頃、柳傲天は道中で出くわしたエキゾチックな女に命を狙われる。

（45分）

弘文学院の入学試験の当日、受験生に出された題目は「平等の権利」だった。

結果、宋文文が見事に首席で合格し、慕容月や呉天宝も合格するが、宋文文と賭けをしていた范大同は父親に監禁されて試験に遅れてしまう。

（46分）

柳傲天と路雲霏は旧勢力のわなにはまり図書館に閉じ込められるが、聶文星が様子を見に来たため助かった。

一方、計画が邪魔されたことを知った旧勢力の黒幕・公孫毅は、聶文星に対して怒りを覚えていた。

（46分）

范大同たちの上級生である元芳らは女師範を認めることができず、路雲霏に対して反抗的な態度を取る。

この状況を打開すべく、柳傲天は路雲霏を師範として認めるかどうかを、彼が選ぶ3名の判断に委ねることにした。

（46分）

弘文学院の新しい制服が完成し、生徒たちは制服に袖を通す。

しかし、突然生徒たちの体に謎の斑点が現れ大騒ぎに。

唯一、朝食で里芋を食べなかった宋文文だけが発症しなかった。

里芋を買ってきたのは路雲霏だった。

（46分）

裁縫店と布店を訪れた柳傲天は、生徒たちの体に斑点が現れたのは制服に使った布の染料に猛毒が含まれていたからだと突き止めた。

このため柳傲天は、旧勢力が手を回したのではないかとの疑念を抱く。

（46分）

路雲霏は元芳たちのせいで茶葉を落としたことについて柳傲天に不平を漏らすが、柳傲天は生徒から師範として信頼を得る努力をするよう彼女をたしなめる。

路雲霏は、その言葉に従い、努力をするのだが…。

（46分）

茶園での3日間の作業を終え、生徒たちは弘文学院に戻る。

孫大山は茶園を売り払ったため妻子がよその家で下働きをすることになるが、学監の取り計らいにより条件付きで妻子を呼び寄せても良いことになる。

（45分）

柳傲天は新たに購入した本を分類する仕事を元芳らに命じる。

ところが、学院を辞めた路雲霏の元に元芳たちが整理したはずの本が1冊届いた。

また、路雲霏は父親から強く勧められたお見合いを仕方なく了承する。

（46分）

元芳が本を盗んだと疑われていることを知った路雲霏は元芳に、「火事の原因が別にあると証言すれば、潔白を証明する」と告げる。

しかし元芳は悪友たちから脅され、本は自分が盗んだと学監に申し出てしまう。

（46分）

火事の責任が路雲霏にはないと証明されたため、彼女は弘文学院に復職するが、その直後に学監の妹・劉二妹が学院に到着する。

劉二妹は路雲霏の抜けた穴を埋めるために招かれていたので学監は困ってしまう。

（46分）

酒楼で勤務中の金仁彬は、慕容月の父親が高い地位にあり、娘が嫁ぐ際には全財産を持たせる考えであることを知る。

しかも、婿は娘の意志により選ばれるということを知った金仁彬は、慕容月の婿になる野望を抱く。

（46分）

中間試験で一番の成績を取るため、金仁彬はほかの生徒を勉強させないよう知恵をめぐらせ、劉瑶瑶は父親にお題を教えてくれとすがり、孫大山は猛勉強を開始。

宋文文は同室の范大同に付きっきりで勉強を教えていた。

（45分）

范大同は自分が虎の巻を使ったと名乗り出た。

すると、呉天宝はわざと虎の巻の内容を間違えて書いていたことを明かし、虎の巻と同じ間違いのある答案を出した者が不正を行ったはずだと主張するが…。

（45分）

中間試験の結果が発表となり、首席となった宋文文に慕容月とデートする権利が与えられる。

呉天宝と金仁彬の組は奨学金を得るだけの点数を取ったが、呉天宝が虎の巻を作ったため、2人とも奨学金をもらえなかった。

（46分）

蹴鞠の対抗試合に出場する選手が決定し、強化訓練が始まる。

蹴鞠が得意な范大同は、ひたすら基礎体力を強化する訓練を指示する柳傲天に業を煮やす。

そこで范大同は、球を使って彼自身の技術を見せ付ける。

（46分）

蹴鞠の対抗試合に向けて弘文学院の生徒は猛練習を行っていたが、宋文文が練習中に倒れてしまう。

診察をした柳傲天は、宋文文が女であることを知って問い詰める。

宋文文は彼にこれまでの経緯を告白した。

（46分）

弘文学院を去るように命じられた宋文文は、蹴鞠の対抗試合に勝てば学院に残してもらえるよう柳傲天に直談判する。

試合に負ければ宋文文が学院から去ると知った范大同は、柳傲天の監督の元、宋文文に特訓を課すが…。

（46分）

柳傲天は范大同との勝負で見事に3度のシュートを決め、蹴鞠チームの監督として認められる。

一方、劉瑶瑶はけがのため応援団長の座を退くことに。

聶師範は慕容月に、劉瑶瑶を継いで団長を務めるよう依頼した。

（46分）

范大同は前半戦で右足を負傷してしまうが後半戦も出場すると主張。

弘文学院が負けると、宋文文が学院を去らねばならないと知っていたからだ。

一方、路雲霏は同安学院チームの暴挙を許す審判員に抗議をする。

（46分）

蹴鞠大会の勝利をねぎらい、弘文学院は特別に10日間の休みを与えることを決定する。

生徒たちが休暇の計画を立てる中、金仁彬と孫大山は呉天宝の屋敷で働き、宋文文も呉天宝に頼んで働き口を与えてもらう。

（46分）

米を運ぶ路雲霏は道中、誕生日を迎えた柳傲天に手作りの長寿麺をご馳走する。

灯籠祭りで香り袋とパンダのお面を交換した2人はいい雰囲気になり、そんな彼らの姿を聶文星が遠くから複雑な気持ちで見つめていた。

（46分）

呉天宝の別邸にたびたび現れた幽霊の正体は困窮した流民だった。

柳傲天はこんな庶民の窮状を見過ごせず、生徒たちに米の価格高騰の原因を調べさせる。

宋文文は何者かによる売り惜しみが原因であると推理した。

（46分）

慕容月は米の価格高騰の原因を父親に尋ねる。

父が刺史であるにもかかわらず庶民の困窮を黙認しているというのが不思議だったからだ。

父親は、「大勢の高官が自宅に米を隠し持っている」と答える。

（46分）

柳傲天の作戦が功を奏し、長安の米の値が下落した。

このため柳傲天や路雲霏は生徒たちを連れて民に米を支給する。

一方、これまで米の値を操っていた公孫毅たち旧勢力は大きな痛手をこうむっていた。

（45分）

柳傲天が弘文学院を去る日、涙に暮れる路雲霏は「柳傲天の分も生徒を守る」と約束する。

柳傲天は大勢の生徒たちに見送られながら学院を後にした。

聶文星は自分を告発せずに去った柳傲天に複雑な気持ちを抱く。

（46分）

旧勢力と争うことなく彼らの力を抑えたい陛下は、人事改革との名目で公孫毅を昇格させ、政策施行に関与できないようにする。

一方、弘文学院では演劇「梁山伯と祝英台」の準備が着々と進められていたが…。

（45分）

路雲霏は祝英台の衣装を拒む慕容月に手を焼き、柳傲天に相談する。

柳傲天は、絶世の美女・西施の衣装を慕容月に着せるという策を授けた。

一方、東方婉児が柳傲天の住まいを訪れる途中、暴徒に襲われる。

（46分）

「梁山伯と祝英台」の発表を翌日に控えた弘文学院の生徒たち。

稽古に励む中、突然舞台道具が壊れ、慕容月をかばった呉天宝が負傷する。

これは、呉天宝の相手役である慕容月に嫉妬した劉瑶瑶の細工によるものだった。

（46分）

発表会当日、生徒たちの徹夜のがんばりで舞台道具は何とか間に合ったが、開演直前に范大同の演技にあきれた慕容月が祝英台の役を降板する。

この危機の中、宋文文が代役で演じることとなり、発表会は大成功を収めた。

（46分）

発表会が終わり、学監から褒美として肉団子が振る舞われるが、肉団子には肉がほとんど入っておらず生徒たちは不満の声を上げた。

特に元芳は劉瑶瑶に対し、彼女の父親である学監に食事を改善するよう要求する。

（46分）

東方婉児を襲った刺客が路不凡だったと柳傲天が知る。

路不凡は罰を受ける覚悟で東方婉児の前に姿を現した。

東方婉児は、路不凡を背後で動かす存在について追及するが、彼は答えをはぐらかした。

（46分）

聶文星に女性だとばれた宋文文は、誰にも告げず弘文学院を去った。

同級生たちが必死で捜し回る中、ようやく范大同が宋文文を見つけ出す。

聶文星は宋文文に謝罪し、弘文学院にいられるよう守ると約束した。

（46分）

皇帝から宮廷料理人になるよう命じられた孫大山は、仕官の道が閉ざされたと嘆く。

しかし柳傲天の名案により、孫大山には料理人でありながら皇帝の食事を管理する官職が与えられ、大山は仕官の夢が叶った。

（46分）

公孫毅の手下たちにさらわれた路雲霏は、柳傲天と路不凡によって救出される。

一方、范大同は入浴中の宋文文を見て、女であることを知ってしまう。

宋文文は、だまされ続けてきた范大同が自分を責めると危惧するが…。

（45分）

范大同は一室に閉じ込められていたが、母親の判断で扉の鍵が外される。

范大同は宋文文を救うため、両親の反対を押し切って皇宮へ行く。

弘文学院の学監や生徒たちも、宋文文の減刑を願い出るため皇宮に駆け付けた。

（45分）

宋文文は自分の代わりに罰を受けた柳傲天の容体を案じて心を痛めるが、柳傲天は自分よりも弘文学院の再建が先決だと宋文文たちを励ます。

一方、良心の呵責にさいなまれていた聶文星は柳傲天たちの様子を見に行く。

（45分）

弘文学院を再建させるため、生徒たちや学監の劉一守は動き始めるが、問題は資金と生徒集めだった。

そんな中、聶文星は銀子を渡して「再建の足しにしてほしい」と申し出るが、劉一守は受け取ることを拒む。

（46分）

「公孫毅を倒すため聶文星と手を組む」と柳傲天は東方婉児に伝えるが、東方婉児は聶文星が公孫毅の息子ならば信用できないと反対した。

しかし柳傲天は自分のやり方でやらせてほしいと懇願し、東方婉児も承諾する。

（45分）

柳傲天に刺された聶文星は深手を負うも一命を取り留める。

公孫毅は息子を失いかけて初めて大切な存在だと気付き、この思いを聶文星に打ち明ける。

路雲霏は自分のせいで聶文星が悪者になったことを後ろめたく思う。

（46分）

20年前の真実を知った路雲霏は、柳傲天が復讐のために路不凡を捕らえたという公孫毅のうそを信じて柳傲天を責めてしまう。

柳傲天は、真相を明かせば路雲霏が公孫毅に復讐すると案じ、あえて釈明をしなかった。

（46分）

路雲霏は、路不凡の命を救う代わりに柳傲天を捕らえて引き渡すと公孫毅に約束する。

一方、柳傲天は聶文星に公孫邸の密室に案内される。

そこには公孫毅が謀反を起こすために密造した大量の武器があった。

（46分）

柳傲天は路雲霏と共に反撃に出るが、路雲霏をかばうため公孫毅の放った猛毒の矢じりを受け負傷してしまう。

絶体絶命かと思われたその瞬間、聶文星が助太刀に現れたため、公孫毅は謀反の罪で捕らえられる。

（46分）