闇金ウシジマくん ザ・ファイナル

クローズかよ！と言いたくなるほどバトル物

過去三作の映画やドラマ版と比べるとバトル要素がかなり多くなっており、反面今までのウシジマくんに有ったリアリティには若干欠けるかなあという印象。
しかし文句をつけようならそれぐらいで作品は全編通して退屈する暇がなく、終始映像と役者さんの演技に圧倒されました。
何と言っても子供時代を演じた子役の演技の凄さ！！大抵あのような子供時代のシーンは棒読み気味で臭くなりがちですが今作は皆無。むしろ全く別の作品を見ているような感覚に陥るほどでした笑。
そして今作の重点はウシジマの過去。周りを見ればほとんどがウシジマと過去に関わりがある人物だらけだったりするんですが、それだけでは内輪感が否めない。そこで弁護士とか美容系の社長が関わってきたりします。しかしどうにも影が薄かった笑。一応完全な内輪話化を防ぐための存在だったんですかね？特に社長の方は痛い目にあう訳でもなく本筋にも必要ありませんでしたしそもそも前作の天生翔とかぶり気味で存在意義が分かりませんでした。
とにかく観て損は全く無いのでウシジマファンでもそうでなくても観てください！！！！！！

ウシジマくんらしく絶望感満載

これぞウシジマくん
絶望感とドロドロと最後まですっきりしない感じ
人間の嫌な部分や本能満載
続いてほしい

続いてほしい

原作は知らないんですけどドラマから全部観てます。
ドラマ版から映画まで、たまにつまらないエピソードもあるシリーズで、インパクトも薄まってきています。
でもどんなにつまらなくても、配役に難ありでもそんなことどうでもいいくらい好きですね。
山田孝之が合っていないという人も最初はいたらしいですが、山田孝之じゃなきゃ見続けてないかも。
山田孝之のいろいろな作品はなんとなく観てきているけど、ウシジマくんは本当にハマリ役。
ただ今回はガクト兄弟がB級臭くしてしまっていたのが残念。ファイナルなので、なおさら。
少年期のウシジマくんは最高。
他のかたのレビューに、原作は竹本を追い込んだあとに泣く場面があるらしかったので、そのシーンは是非観たかった。
番外編的な作品が創られたら嬉しいですね。

よかった

闇金業者を主人公に裏社会を描いた真鍋昌平のコミックを実写映像化したシリーズの最終作。
シリーズ鑑賞済み。
今までの作品と若干毛色の違うストーリーで、肝心の闇金がらみの展開が少ないのが残念でした。
それでも、見どころ満載の楽しめる作品でした。
是非、観て下さい。

ウシジマくんが好きです

ウシジマ君にもちゃんと心があった。
最後が切なくジーンときました。
乱闘シーンなんかは雑でしたがそれも味におもえます。
ファイナルらしからぬ終わり方も、なにかを意味しているのか良かったです。
ウシジマ君の笑顔を期待して観てましたが今作には無かったです。残念…

ウシジマ君らしさが消えてラスト

1〜3までは淡々と闇金業の業務をこなしていたウシジマ君ですが最後に債務者に感情移入してしまった点でラストなんですね

ラストにふさわしい

顎戸さん兄弟のくだりなどほとんど原作に忠実にできていました。
さいはらあかねだけオリジナルなんですよね。
結局　ウシジマ社長も人の子
情にほだされかけますが・・・というところはシリーズラストにふさわしい。
が、このドラマとしては深夜ドラマ枠でやっていたときのほうが断然面白かったです。

無表情でないウシジマは初！見事な最終章！

先ず映画Part3を観てないからとファイナル鑑賞を躊躇っている方には、前作は関係ないので是非に！と勧めたい。
Part2を観ていれば何も問題ない内容だ。しかも今作は内容が濃い。
前作映画Part3ではサラリーマン編のエピソードやキャラ達が弱く、大満足には至らなかった。しかし今回は、映画代を余裕で回収して、気持ち良く劇場を後にできた。
過去のエピソードと現代のエピソードが、気持ちよく重なる。
サイハラ茜の立ち位置も予想を覆して、複雑で深い味わいの余韻を映画に加味していた。
「ウシジマ、オマエにトモダチなんかいるのか？」と問うサイハラ。
「テメェの落とし前、まだついていねえぞォ！」事あるごとにウシジマに絡み、潰そうと企むサイハラ。
その根底にあるのは敵愾心というより、可愛さ余って憎さ100倍の愛憎か？
それに対して無言に、無表情で睨み返すウシジマ。こちらは相変わらず、真意が読み難い。(少なくとも無視はしないのが、ウシジマらしい）
決して認め合っている訳でも、ましてや仲間意識がある訳でもない。ただ良いも悪いも、彼らの様な人種は稀有なのだ。アウトロー2人の隠れた繋がりが明らかになり、両キャラのファンとしては嬉しかった。
さて最後に、何故、極悪非道な闇金業者のウシジマが魅力的に見えるのか？
ぶっ飛んだ壊れた世界で生きる事を選択し、その中で己を失わない為にハードなルールを作り、頑なにそれを守る。この生き方がハードボイルドなのだ！心身ともに血を流しながらも、生き様は変えない。それこそがウシジマが魅力的に見える理由なのだ。
勿論、他の生き方を選択する事もできたし、今この瞬間にもルールを変える事ができる！何しろ自分で決めた掟なのだから・・・善意の塊の様な親友に引導を渡すくらいなら、いっそのこと・・・しかし、それでもっ！
ラスト近く、無表情のウシジマが一瞬クルマを停めさせたあの瞬間！ラストのハンドルを片手に無言で宙を仰ぎ見るあの瞬間！言葉にならない彼の想いが、初めて表情に溢れて伝わって来た。無表情でないウシジマの顔で映画が終わるのは、全シリーズ中で初！！というシリーズ構成の見事さ。素晴らしい！！余韻が残る名作だった。
以下、駄文。
人間（特に大人）なんて簡単に変わるわけはない。ダメな奴は、いつまでも自堕落なままだ。ウシジマの台詞は概ね正しい。
しかし時には例外がある。それは稀だからこそ、それ故に我々を感動させてくれる。
いつも眺めていた美人を強姦し、金を奪って、廻らない寿司を食って死ぬ！と追い詰められていた甲本が、最後に見せた人間性。
「強姦するより風俗の方が気楽だ。強盗するよりバイトの方が簡単だ。これで良いんだよな、竹本？」大きな変化ではないし、そもそも誉めるべき事でもない。しかし全ての伏線が混じり合って、涙が出そうだった。このシリーズは、こういった脇役の扱いが秀逸だった。ある意味では、竹本はウシジマくんに勝ったのだ。

ビギナーでも夢中になれる

今まで食わず嫌いでウシジマくんシリーズはドラマも含め一切観てません。
そこから、TOHOパスポート中だったのもあり、試しにPart3を観たら非常に面白く、ファイナルも同じ日に一気観してしまいました。
そんな超ビギナーにも優しいウシジマくんという作品。
意外な拾い物すぎて、これまで観てなくて損してたなと。
色々な事情を抱えた登場人物たちのバランスが見事で飽きさせない。
刺激的なシーンも多いが、そういうのが苦手なわたしのような観客でも物語のチカラでぐいぐい観せてしまう。
しかし、このファイナル、何がすごかったかって中学時代のウシジマくんがすごかった。
しゃべり方、立ち方、あそこまで仕上がるには並々ならぬ努力があったのだろうと感心しきり。
太賀にも泣かされた。
改めてうまい役者だと思った。
役者の熱量に引っ張られ、夢中で最後まで観せてしまう。
ビギナーでも、これで終わりは寂しいと思ってしまう映画だった。

少年時代♪

少年時代を演じた若い俳優さん達の演技も素晴らしくシリーズの中でも最高の内容でファイルにふさわしい作品でした♪一番良かったのは永山絢斗さん♪
泣けた