YOYOCHU SEXと代々木忠の世界

単なるＡＶだけの話ではない

某メーカーがYOYOCHUに目をつけ、
商品販売するときに作品を付けて売ってたことや、
今は仕事もプライベートも境が無くなって来ているが
そのきっかけとなった作品があること。
時代が変化するとともに男性の要求も変わってきたので
売るほうも、女優の意識も変わったこと。
ＡＶというフィルタを通して時代の変化を見ることが出来て面白かったです。
ビジネス、メンタル・・・色んな話が出てきます。
一時代を築いた人の話はすごいですね。
女性は絶対観たほうがいいとあちらこちらのレビューに書かれてありますが
私も本当にそう思います。
女性にオススメですね。

代々木忠作品は文化遺産です！

代々木忠はＡＶ創生期からのＡＶ監督ですが、彼の作ってきたものは今世間にあふれているＡＶとはだいぶイメージの違うものです。
密室の中で男女に色んな形で性的快感を本当に味わわせ、それをリアルにドキュメンタリーとして記録した、というものなのです。フェイクなし！本当の快感に打ち震える姿が多数記録されているのです。
いわばセックスの実験室で行われていることをそのままデータとして、ビデオに記録した、とも言える。
あまりにも「そのまま」なので、異様な光景も写っていたりしますが。
本作「ＹＯＹＯＣＨＵ」は代々木忠の助監督をしていた人が作った物です。つまり弟子が師匠についての映画を作ったわけですね。
それで代々木忠という巨人にどれだけ迫り切れたか、ということになると６０点ぐらい、というのが正直な感想です。しかし代々木忠という素材の魅力が１５０点ぐらい有るので、それでも映画としての満足度は、トータルでは９０点ぐらいありました、私にとっては。
実際に代々木忠の作品を見てないとピンと来ないだろうなあ、とは思います。
興味のある方は、アテナ映像のサイトからダウンロードで見れます。
どれか一本オススメ、と言うなら「いんらんパフォーマンススペシャル　恋人」ですかね。リアルすぎてショックをお受けにならないように、と忠告しておきましょう。
私はこの作品で女性観が変わりました。

代々木忠の生涯をかけるエロス

2010年、題字リリーフランキー。ナレーション田口トモロウ。撮影、編集、監督石岡正人。
本作、わがシネウインドにてひっそり公開されていました。
ポスターは、代々中さんがカメラを地面に寝る女優さんに向けて構える構図。
ビデオジャケットの悩ましい写真、リリーさんの題字。新作鑑賞となりました。
セクシャルな大人のDVDの監督、代々木さんのドキュメント。
代々木さんのインタビューとともに、女優さん、ライター、映画関係者から最後に鶴瓶師匠までコメントを挟んだドキュメント。
代々木さんの生き様と共に代々木作品の簡単なおさらい。
代々木さんの壮絶な若気のいたりは聞き応えあります。
セックスと向き合ったヨヨチュウさん。ヨヨチュウさんが映像にうつっていった経緯。
ヒット作品を紐解きながらヨヨチュウの性のこだわり、代々木忠の作品監督論が見えてきます。
とっても面白かったです。
石岡監督が代々木さんの元助監督さんだけに、素直に語って、プライベートも見せてくれます。
私はヨヨチュウさんの渦巻く力の衝動が、恐ろしく力があるんでしょうね。
女性を取り込み、女性をしりたい、女性を征服したいかのような大きなうねりが未だ衰えない監督さんなんでわないかと思いました。
今だ映像発信し続ける姿勢が凄いんであります。
映像監督、代々木忠の語るエロスと女性。
代々木忠の生涯をかける魂のサガ的エロス是非ごらんください。
女性にもみてもらいたいです。大人のビデオに興味がある方限定でお願いします。

セックスとは何か？

セックスとは何か？を問い続ける代々木監督のドキュメンタリー。
秀逸です！

日本を影で支えてきた人物の話...必読

代々木忠
この人に会いたくなりましたねぇ
映像という括りでこの人のやっていることを語るのであれば、
まさしく人間のコアな部分、そぉ、「人間の本気、本質」を撮っている人だと思った。
この人は人間を良く知っている...恐いくらい。
映画の原点は、ロマンポルノ、ピンク映画、そしてアダルトビデオなのかもしれない。
映画を勉強されている方、映画の好きな方は必ず観るべきです!!

ヨヨチューは一種のHUBである

この作品は、『代々木忠監督』を知らない人が見れば、ロマンポルノ～ピンク映画～ＡＶというアダルト映像の系譜を学ぶだけだろう。これはＡＶの見方を改めて考えていける入門編のような作品。深く知るには、アテナ映像の代々木監督の５１１作品にどれでもいいから触れなくてはならないです。
しかし、この人の真骨頂は、本人の監督作品にある。代々木監督のロマンティズムがＡＶ等映像を介して、人間の本能を開放していく。
代々木監督は人間と性に纏わるＨＵＢであると感じられる作品です。

とても良いです。

パッケージがいいですね。
この写真だけでも価値が充分にあります。

代々木忠監督の伝記

代々木忠監督を知っていて、そのあくなきＳＥＸの探求心に興味ある方は、そうだったのかという発見があります。
しかし、エロを期待の人は困るでしょうね。

情が通ってないとイケない…

４０歳以上のオヤジなら…“ヨヨチュウ”こと代々木忠監督作品で、お世話になった人が、ほとんどじゃないか…？なんて偉そうに言ってるが…どちらかと言えば女優名…例えば、愛染恭子で選んでいたオヤジは正直「ヨヨチュウ」さん自身にはまるっきり「興味」はなかった…(^○^)
…ただ…ナレーションがあの田口トモロヲなので…プロフェッショナルＡＶ版といった感じで進行する、このドキュメンタリーは、相当見応えがあったねぇ～♪この世に人間として生まれた限り、三大欲求である「食欲・睡眠欲・性欲」は付いて回る…中でも「性欲」は、いつの世も「タブー視されてきた」…それが色濃き時代から…現在に至るまでの彼の「足跡」は間違いなく、日本の「性描写」の歴史でもある…
ベータ×ＶＨＳ戦争での、ＶＨＳ圧勝の有名な伝説から…哲学的な世界観や、今でこそ珍しくない「児童虐待＆多重人格」の話などなど…己の少年時代も含めての、文字通り「波瀾万丈」の生き様は…傾聴に値する…
劇中、笑福亭鶴瓶師匠が語る…「情が通ってないとイケない」…と言う言葉がまさに「ヨヨチュウ」自身の仕事の［真髄］を象徴している…そうは言っても、タイトルでつられて（オヤジも実はそうだった…）想像する「エロ映像」はダイジェストなのでそちらを期待？する人たちは…イケないでしょうけど…(^○^)

深いです。

単なるエッチなDVDではありません。
性について、すごく考えさせられました。
私の性に対する考え方が変わったし、
自分はまだまだ開放されてないと感じました。
もう一度、夫婦で観たいと思います。